こんにちは!たかツムリです!
アニメや映画の吹き替え、ナレーションやアナウンスなど、声を使った仕事が多くあり声優の仕事が人気なのはご存知かと思います。
実際に職場でも「良い声だね」と褒めてもらったことがあるのですが「僕なんて・・・」とネガティブ全開で行動しようとしませんでした。
ですが、SNSを見ていたときに「声を褒められたことがある人必見!」という広告を見て実際に声優オーディションとはどんなことをするのだろう?と興味を持ち始め実際に参加してみました。
声優オーディションを受けてみたきっかけ
「低くて重低音でいい声だねぇ」と職場や友達にも時々言われていました。
ですが、電話中の反響で自分の声を聞くと、とてつもなく不快だったのですが、他の人からは「声優やってみたら?」なんて茶化されたりもしたことがあります。
俺が声優???ムリムリ!
こんなことを毎回思いながら日常を過ごしていました。
ですが、ある日SNSを見ていたら『声優オーディション!声を褒められたことがある人はぜひ!!』的な広告を見て応募しました・・・・(単純)
個人情報入力フォームに色々書き込んで、何月何日に〇〇の〜みたいな場所と時間の指定をされたメールが届いたのです。
初めてのオーディション経験
家から電車で1時間半ほど揺られながら足を運び、見たこともない高いビルの中でオーディションが行われていました。
普段は田舎に住んでいるため、慣れないエレベーターに乗ってガンガン上がっていき、到着・・・
受付のお姉さんに「たかツムリです」と自分の名前言うとアンケート用紙みたいな紙を渡され、近くのソファーで記入していました。
周りを見渡すとオーディションを受けにきたと思われるような人達がたくさん・・・
この人たち全員オーディション受けに来たのかな?
そう思いながらも、アンケート用紙を記入していました。(おそらく30人以上いたかな?)
次から次へと個室へ呼ばれていく中、自分が乗ってきたエレベーターからは次々と人が入ってきます。
アンケート用紙の記入が終わり提出。
受付のお姉さんからセリフの用紙を1枚渡されました。
内容には『ツンデレ役、熱血系、僕っこ、先生』合わせて10個ほど約3行の文章が書かれていました。
ここで緊張が襲ってきます・・・・
どのテーマにするのかを選び、セリフを黙読していました。
熱血系には「ははははははははは!!(高笑い)」って書いてあり、このセリフを見た瞬間「俺にはこの役は無理だ」と思って控えめの役を選んだのを覚えています・・・
だって・・・人前ではははははは!!(高笑い)なんてしたことないし
てか、意識したらむちゃくちゃ恥ずかしくなって来たので即却下。
「たかツムリさーん!」
とうとう僕の出番が来ました。
とりあえず決めたのは「学校の生徒役(控えめではない)」
「ハッ!!(上から目線)俺は将来〇〇になるんだ、お前には関係ないだろう!」的なセリフが書いてあったので、現実の自分を忘れて今だけ感情を捨ててセリフを吐きまくりました。
(ちなみに審査員は3人。僕は少し離れた印の書かれたところに立ち、片手に原稿を持って朗読)
ハッ!!(上から目線)俺は将来〇〇になるんだ、お前には関係ないだろう!今すぐ消え失せろ!!
審査員からも良い声ですねって褒められました(ちょっと嬉しかった)
10分ほどセリフを言った後、無事オーディションが終わりました。
合否通知
数日経ってからメールが届きました。
中身を確認したところ・・・・
一次審査合格・・・・
え!?!?
経験のつもりで行ったから、少しビックリしました。
メールの下に場所と日時が記載されていて、荷物の内容は特になく「ラフな格好で来てください」とのこと。
ちなみに3時間ほど時間を頂戴しますって書いてありました。
初めてのオーディション(2次審査)
前回同様、電車で1時間半ほど揺られながら会場へ。
着いた時には1次審査の時と同じように人が盛りだくさん。
とりあえず受付のお姉さんに「たかツムリです」と挨拶すると別室に連れて行かれました。
そこには合格したと思われるような人が2人。
僕含めて3人でしたが、合格者のリストが壁にずらっと貼られていました。
その中にはもちろん僕の名前も・・・
講師?審査員?の方が1人入ってきて、色々と説明されました。
ぶっちゃけ言うと厳選してからのスクール申し込みの方法です。
費用は60万でした・・・・
お金の心配が・・・
説明や雑談で時間は過ぎていき、最後に3人の中から1人を決めるために2人1組でのセリフのやり取り(掛け合い)をローテーション(3回)行いました。
しかも、撮影してそのやり取りを上に見せて決めるとのこと。
僕含め3人にはセリフが渡されました。
1次審査の時は3行でしたが、2次審査では用紙3枚(ふざけんな)
休憩後、猶予は30分あります。
その時間内でできる限り原稿を読み込んでいき、軽くローテーションで掛け合いの練習をしていました。
この辺りでまた緊張してきました・・・
そして、いよいよ実践の時が・・・
ツーペアで掛け合い(2回行う)
最初に僕以外の2人が審査員の合図とともに掛け合いを始めました。
「おいおい〜お前なんかに俺が倒せるかぁ〜?」
タイトルは確か「アニメでおちゃらけた悪役と勇者が対峙する」という感じだったはず・・・
次に僕の番が回って来ました・・・・
他人に言われた僕の声の特徴
- 低い
- 重低音
- 響く
とりあえず、褒められた特徴を生かしてセリフを言っていきました。
「おいおい〜お前なんかに俺が倒せるかぁ〜?」
(低い声でアレンジしてセリフを言ってみた。)
「はあ・・・お前なんかに・・・俺が倒せるのか??」
意識したことは「・・・」で0.何秒、間を置いてセリフを言う。
「俺が倒せるのか?」ここで台本から目を離し録画中のカメラに向かって言ってみた。
そんなこんなで言った事もないセリフのオンパレードオーディションは終了しました。
後日・・・・
結果発表
2次審査中に知らされていました。
ですが、僕の頭の中には高額なスクール代しか頭になかったので、他の特典に頭が回りませんでした。
審査結果はメールで・・・と言う事だったので、数日後にメッセージが届きました。
中身は・・・合格でした・・・・・
受かったけど60万円なんて払えねえよおおおおおおおおおおお
と言うことで、丁重にお断りをさせていただきました・・・
正直、調べなかった自分が悪いのですが、2次審査の時に料金聞かされたらパニックになってしまいました。
だからといって、2次審査中にふざける事はNG。
ちなみに電話でお断りをする前に他の2人のことを聞いたら「ご縁がありませんでした」とのことでした・・・
まとめ
実際に声を褒められて声優オーディションに参加をしてみたのですが、とても良い経験になりました!
人前に立って演技をするということをしたことがなかったため、緊張はしましたがとても楽しかったです。
声優はなろうと思った人がなるのではなく、努力を積み重ねた上で選ばれた人がなれるものだとも思いました。
ですが、経験すること自体は悪いことではないし、未経験で興味があるなら尚更挑戦しないと勿体無いなと改めて感じることができました。
現在興味が少しでもある方は挑戦してみてはいかがでしょうか!
以上!おしまい!