こんにちは!たかツムリです
僕は以前、ディズニーランドでカストーディアルとして働いていたことがあります。
理由としては単純に、色々な体験がしたかったからです。
ディズニーの裏側や困っているゲストを対応した時に笑顔でお礼を言われた時の感動は計り知れないものがあります。
もちろん仕事なので対応の多さに困惑してしまう時もありますが、一度体験すると接客に自信がついたり対応の仕方など仕事の基礎を徹底的に学ぶことができます。
ディズニーでのバイトは色々な体験と知識が身につきます。
そこでこの記事では僕の体験を元に「ディズニーランドでカストーディアルとしてバイトしてみた」について書いていきます。
【体験】ディズニーランドでカストーディアルとしてバイトしてみた
2022年、世の中では外出が出来ない時期が長期間続いていました。
僕が前回ディズニーに行ったのは2〜3年前。
ディズニーの動画を見ながら「そろそろ遊びに行きたいなぁ」なんて思っていた頃、突然キャストになろうと思い行動を始めました。
早速公式ホームページを開いてどんな職種があるのか調べ始めました。
そのほかにもたくさんの求人募集がありましたが、僕はカストーディアルを選びました。
カストーディアルは掃除係のことで、パーク内に水でキャラクターの絵を描いたりする様子を目にしたことがあると思いますが、それです。
求人申し込み〜面接
求人に応募したところ、数日でメールの返信により面接の日程が決まりました。
カストーディアルにした理由は、掃除=楽そうという何とも楽観的な理由でした・・・
舞浜駅を降りたら左へ進み、階段を降りて道なりにいくとスタッフ専用の門が見えてきます。
中にいる守衛に要件を伝えたら面接会場へ案内されました。
面接前、スタッフがディズニーについて簡単な紹介をしてくれましたが、仕草や話し方が「ディズニーに来たわ〜〜」って感じで僕の口元が少し緩んでいましたw
説明終了後は書類記入と適性検査を行います。
続いて個別面談のため個室に案内されました。
聞かれたことは一般的なことばかりでしたが、僕が面接した時期は夏前で既に結構暑かったのを覚えています。
面接官からは「夏のディズニーはめちゃめちゃ暑くて靴の裏が溶けるけど大丈夫ですか?」というような会話のやり取りでした。
僕はとにかく受かりたかったため「YES」と答えていました。
夏のディズニーはめちゃめちゃ暑くて靴の裏が溶けるけど大丈夫ですか?
YES!
面接官と1対1の面接を終え、無事その日は終了しました。
合否通知
一般的な面接だと1週間〜最長1ヶ月くらいで合否通知がくると思いますが、ディズニーは結構時間がかかります。
僕の場合、3ヶ月ほど待った記憶があります。
メールで「おめでとうございます」と書かれてありました。
キャストによっては倍率が変わり、その時聞いた話ではフードは人がいなくてすぐにでも可能。
アトラクションは人気で落ちる可能性が高い。
カストーディアルは「うーーーん」って感じでした。(どっちだよ)
無事合格ができ、早速働く前のオリエンテーションに参加をして下さいとのことでした。
日付をこちらで決めたらメールで返信。
あらかじめメールに記載されていた書類一式と必要なものを揃えて、ディスニーから指定された場所へ行きました。
会場前は合格した人たちで溢れていて、先輩キャストによる頭髪検査や服装チェックで厳しく判定されます。
(ディズニーは髪色や長さ、ピアスなど規定が多く、引っ掛かると反省文?を書かされるらしい)←実際に聞いた話
僕はとにかく清楚を意識していきました。
入社前のオリエンテーション1日目
会場内はディズニーのオルゴールが流れていて「ここがディズニーの裏か!」とテンションが飛び抜けてました。
時間になり最初の説明を受けると、これから新エリアができるという内容でした。(後のファンタジー・スプリングス)
「アナと雪の女王、ピーターパン、塔の上のラプンツェルがオープン予定です!みなさん一緒に盛り上げていきましょう!」という感じでお話を聞いていましたが、エリア名までは聞かされていませんでした。
時間は進んでいき、お昼休憩に入ります。
キャストの後に続き食堂へ向かいます。
食堂では電子マネーか現金が使用可能、僕は現金払いでカレーを選びました。
某ウイルスが完全に収まりきっていないため、黙食。
聞こえてくる音は足音のみ。
ですが、腹減っていたので、僕はカレーにがっついていました。
ちなみにメニューはラーメンや定食など、よくある感じですが、安くて美味いのが特徴です。
休憩が終わり「午後は実際にパーク内にいきますよ!」ということで少人数でグループを作り、僕のチームはシーへ行きました。
シーへの入り口は、アラビアンコーストの噴水近くだった記憶が・・・
アラビアンコーストでは「何を感じるか五感を使って感じてみよう」というお題を出され、みんなで色々と考えていました。
このように五感で体験し、言語化することによって遊びに来てくれるゲストを更にワクワクさせた状態にさせることが自分たちの役割なのだと、その時に気づきました。
その後はマーメイドラグーンへ行き、五感を感じながら一周して戻りました。
初日のオリエンテーション最後にしたこと
- 靴の購入
- 制服の受け取り
- 制服の交換の仕方の方法
- 自分のロッカーを見つける
ディズニーのロッカーはめちゃくちゃ広いため、迷ったりしないよう自分のロッカー番号はスマホなどでスクショかメモしておきましょう!!
2日目
実際には数日空けての2日目です。
前回と同じ会場へ前回受け取った制服を着て向かいます。
僕はカストーディアルなので、今回は同じ部署の人同士集まります。
説明を受け、午前中からパーク内へいくことになり、2日目はディズニーランドへ行きました。
5〜6人のチームを組んでトゥーンタウン内で「キャスト体験をしよう!」ということで、あいさつの練習、バースデーカードとウェルカムカードを書いて配る練習をしていました。
場所を移動して、ワールドバザールでもあいさつの練習をしていきました。
笑顔を意識しつつ、手を振りながら「こんにちは!いってらっしゃい!」を繰り返しカメラ対応もしながらカードを配っていきます。
1時間ほど体験し、最後に出退勤の仕方を教わりその日は終了しました。
僕は笑顔に慣れてなかったので、少し苦戦しました・・・
働き始める
カストーディアルとしての初日がやってきました。
電車で舞浜に向かい、降りる頃にはキャストと思わしき人たちがたくさんいました。
制服に着替え、最低限の貴重品を持ち、いざ出勤です。
マンツーマンで教わることになり、様々な事を教わりました。
🧹トイ・ブルーム(ほうき)と🗑️ダスト・パン(ちりとり)の持ち方や掃除の仕方など。
ちなみに、出勤場所まで裏ディズニー内には専用バスが巡回しています。
パレードで使用された道具やアトラクションの裏、キャスト専用に安く商品が買えたり普段では味わえないような体験ができました。
中でもあちこちに食堂があるので色々な種類のご飯が食べられるのはメリットの一つでもあると思いましたw
雨の日ももちろんあります。
専用のカッパがあるのですが、それを着ていつも通り掃除を行います。
カストーディアルはビニール手袋を常に着用して仕事を行うため、バースデーカードを書くときや写真撮影をするときに、手袋を取るか取らないかを瞬時に判断しないといけません。(対応はいつも急にやってきます)
片手に掃除道具を持ち、手を振りながら歩くため慣れるまで少し時間がかかりました・・・
夜景
ディズニーといえば、夜のパレードやライトアップされた景色だと思いますが、そんなもの見ている暇なんて当然ありません。
花火の音すら気づかないくらい対応に追われる時もあります。
仕事ですからね・・・
また、イヤモニとレシーバーをつけて他のキャストと連携をとっていくので、そちらにも意識を集中しなければなりません。
それでも、ふと周囲を見渡す時間がやってきます。
その時の風景やスピーカーから流れてくる音楽は、やはり一番の癒しと言っても良いほどの魅力があります。
普段はディズニーに遊びに行って、スマホで「綺麗だなぁ」なんて思いながらパシャパシャ取ると思いますが、キャストとしてパーク内にいると別の感動が待っていることを知りました。
キャスト専用特典
キャストになるといつもよりも少し安い値段での買い物や限定商品など特典があります。
キャスト限定イベントでは、サンクスデーというパーク閉園後の貸切など特別な特典が広がっていたり、長時間勤務の表彰特典など社員優遇のサービスがあるので、ディズニー好きには働きやすい環境になっていると思います。
まとめ
この記事では『【体験】ディズニーランドでカストーディアルとしてバイトしてみた』について書いてきました。
ディズニーとはいえ仕事です。
ですが、普段遊びに行くパークとは違い、本当に様々な経験をすることができました。
五感を使ってどのようにゲストをもてなすのかを考えていくキャストは、ディズニー愛だけではなく自分の成長にもつながる貴重な体験になりました。
カストーディアルは基本掃除なのですが、ゲスト対応も多く最初は戸惑うこともあるかと思いますが、ゲストからの「ありがとう」に救われる場面がたくさんあり、とても有意義な時間を過ごすことができます。
ちなみに、閉園と同時に帰っていくシフトは満員電車なので大変ですw
「自分には向いていないよ」と思っている方でもゲストの笑顔に触れると、それだけで自分の自信に繋がります。
実際に行動したら自分の中に変化があるかもしれませんので、少しでも興味を持っていたら恐れずに飛び込んでみましょう!
ということで以上!【体験】ディズニーランドでカストーディアルとしてバイトしてみた!でした。
以上!おしまい!