
以前、仕事をしている時に漠然とした不安に襲われました。
いつもと変わらない作業なのに、なぜかいつもと違う感覚。
なのに仕事から帰ってはゲームをして、また同じ作業を繰り返していました。
なぜなら、何が不安なのかわからなかったからです。
そんな時に仕事の同僚が人脈を作っているという話を聞き、面白半分で聞いていたら自然と聞き入ってしまいました。
そして、その同僚と繋がりのある人を紹介してもらいました。
変わるきっかけ

仕事をしている時は「今週の休みに〇〇に行こう!」などと息抜きのことばかり考えていました。
ですが、平日は仕事をして1ヶ月中の1日の休みの日に散財して、他の休みの日は家で過ごすような暮らしが数年続いたのです。
特にやりたいこともないし、目標なんて考えたこともなかったし、そもそも勉強嫌いだから読書するなんて到底ありえない・・・。
ですが、同僚に繋いでもらった人とZOOMで話をしていた時に衝撃を受けました。
その人は僕とほぼ同い年で将来起業をするために副業をしているという話でした。
普段の僕は特にやりたいこともなく、ただ毎日を過ごしていたのですが、この話をキッカケに夢や目標を持つ大切さや本を読むことの重要さを思い知りました。
そして、その人に紹介された本が「億を稼ぐ人の考え方」でした。
【億を稼ぐ人の考え方】とは

「億を稼ぐ人の考え方」は当時の僕に当てはまっている内容でした。
- 自分の将来に漠然とした不安がある
- 何かを変えたい
- 時間的にも経済的にも自由になりたい
お金と真剣に向き合うためのビジネス書であり、僕は今までこのような本には一切興味がありませんでした。
なぜなら、胡散臭いから・・・
ですが、読んでみると不安と焦りだけではなく、「動こう!」と行動力が込み上げてくるようなことばかり書かれていたのです。
4つの働き方
特に衝撃を受けた内容はESBIという4つの働き方があることをこの本を通して知りました。
Employee | 従業員 | 会社の業務時間で縛られているサラリーマンや時給で働くアルバイト |
Self-Employed | 自営業 | 自分の能力や時間を使って稼ぐフリーランスなど |
BusinessOwner | ビジネスオーナー | 自分の代わりに人や仕組みに働いてもらう |
Investor | 投資家 | 人や仕組みではなく「お金」に働いてもらう |
大半の人がEから始まります。
24時間365日働けたとしても収入には限界があり、自由な時間がほとんどなく、心身ともに壊してしまう可能性があるのです。
ですが、スキルを身につけることができればEはSになり、BやIにも進化していきます。
バケツ運びの話
村に毎日水を運んでくれる仕事を募集したところ、エドとビルという2人の人物が名乗り出ました。
エドは鉄のバケツを買ってきて水をせっせと運び始め、朝から晩まで働いたおかげで、エドの元にはすぐに収入が舞い込んできました。
ビルは村にパイプラインを引こうと考え、エドと同じようにバケツで水を汲む以外の時間を使ってパイプラインを引き始めました。
もちろん毎日どれだけ頑張ったとしても開通しない限り水が出ることはない。
思った以上に根気と忍耐のいる作業でした。
疲労と不安、先の見えない暗いトンネルを進むような日々。
しかし、開通した時のことをイメージすると情熱を燃やし続けることができたのです。
1年後、ついにパイプラインが開通し、これまでの努力が報われた瞬間でした。
一方エドは、さらに多くの水を運ぶ技術を身につけましたが、酷使しすぎたせいで体を壊してしまったのです。
ビルはパイプラインを作ることに成功し、そこで得た知識とノウハウを他の人にも広めました。
結果、ビルは幸せに暮らし、エドは今でも必死に働き続け、苦労する生活を続けましたとさ。
おしまい。
「パイプラインを作るために働くのか、バケツで水を運ぶために働くのか」努力を積み重ねた先にある自由は、この上ない価値です。
ブログはバケツ運びの話と同じように、パイプラインを引くことができます。
ストック型ビジネスと呼ばれ、かける時間や能力によっては10働いて20以上の対価を貰うことも可能です。
まとめ:何歳からでも逆転はできる

誰にでもできることを誰もやらないくらいやり続ける。
特別な才能がなくても、自分を磨き、努力の方向性を整えれば努力によって理想の道を作ることができます。
億を稼ぐ人の考え方は「楽して簡単に・・・」とは書いてありません。
「うまくいく人は特別な人ではなく、誰にでもできることを誰もやらないくらい一生懸命続ける人」
この本はとてもリアルで、何かを変えたいと思っている人の背中を押してくれる本です。